2025.05.23 03:00ついに、6月22日供養塔完成予定!おかげさまで公暁供養塔の工事は無事進んでおります。来る6月22日(日)14時〜 大泉寺の第4回《阿野祭》の中で完成式典を予定いただいています。皆様のご支援のおかげでついにここまでくることができました。心から感謝申し上げます。他にも阿野全成についての歴史トークや朗読劇など多彩なイベントを予定しております。悠久の歴史の風を感じにぜひ遊びにおいでくださいませ。
2025.05.05 06:22供養塔の絆建保七年1月27日、雪の鶴岡八幡宮で実朝を暗殺したのち、公暁は実朝の首を持ったまま後見人・備中阿闍梨の元で食事をとり、その後三浦義村の屋敷を目指します。その後、山中にて三浦の差し向けた追手・長尾定景の一隊に討ち取られ、公暁の首は北条泰時によって検分されたと『吾妻鏡』に記録されています。その後の遺体の行方は記録には無く、遺骨の所在もわかりません。大泉寺には公暁のご位牌が伝わっており、供養塔はそのご縁で建立されます。そんな中、建立にあたり施工をご担当くださる興国石材の藤島さんから、「遺骨は無いまでも、せめて所縁の地の土など代わりに埋納できないか」とご提案いただきました。それが実現したらとても素敵!とは思ったものの、どこの土にするのか、勝手に掘ってくるわけに...